第29回作品展が開催されました。
会期:2014/3/3 ~ 9 会場:伊勢原中央公民館
伊勢原美術協会会長 石田 精吾
第29回 伊勢原美術協会展を迎えて
伊勢原美術協会展は本年で第29回目を迎えます。
市民の皆様と共に歩んできました美術協会展を本年も開催できますことを心より嬉しく思うと同時にご支援いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
3年を経た東日本大震災の被災地では、まだまだ復興途上でのご苦労が報じられております。そのような中、日本が各方面で少しづつ元気を取り戻しているという報道を目にするにつけ、一市民として素直に喜ばしく思います。しかしながら世界に目を転ずると、近隣の身近なところで生ずる緊張や人々の不幸な出来事には心が痛みます。私達は、このような状況下で毎年この伊勢原美術協会展を開催できることの大切さをしっかり自覚しなければならないと思います。その上で市民の皆さまと共に
是非この展覧会を大事に持続して行きたいと願っております。
私たちは、この美術協会展が、作品や作者とのふれあいを通して市民の皆様との交流を深め、心の豊かさを醸成し、そのことが皆様の活力に生かされていくことを望んでおります。今年も各方面で活躍している会員の力作が揃いました。新しく入会する会員の作品も展示され一層の彩りが添えられております。是非一人でも多くの皆様にご来場頂き、作品と共に楽しい時間をお過し頂ければ幸いです。
伊勢原美術協会顧問 髙山 松太郎 伊勢原市長
29回美術協会展を祝して
第29回伊勢原美術協会展が開催されますこと、まことにおめでとうございます。
伊勢原美術協会におかれましては、日頃より本市の芸術文化の振興にご貢献いただいておりますことに深く感謝申し上げます。この展覧会は、日展や二紀展などの全国レベルで発表されている作品を、市民の皆様が身近に鑑賞できる絶好の機会です。そうした場の提供と、創作文化の向上・発展に寄与していただいておりますことに厚くお礼申し上げます。
本市は、昭和61年に「健康・文化都市」を宣言し、誰もが健康で心豊かに暮らせるまちづくりに取り組んでいます。本格的な少子高齢社会が進展する中で、今後のまちづくりには、特に、世代を超えた人々の交流が大変重要であると考えています。貴協会の皆様におかれましては、「いせはら市展」での審査協力や版画教室の開催など、地域に根ざした芸術普及活動を通じ、若い人から高齢者まで幅広い年齢層の市民と連携した芸術文化活動を積極的に推進されています。
この伊勢原を拠点に多方面で活躍される皆様の素晴らしい作品と活動を、一人でも多くの市民の皆様に知っていただくとともに、互いに交流を深められることが、健康で文化の香り高いまちづくりにつながっていくことを願っております。 今後も、市民、団体、企業の皆様とともに、健康・文化都市にふさわしいまちづくりに取り組んでまいります。皆様におかれましても、引き続き、芸術・文化の振興にご尽力を賜りますようお願い申し上げます。
むすびに、伊勢原美術協会のますますのご発展と、会員の皆様のより一層のご活躍、ご健勝をお祈り申し上げ、ごあいさつといたします。
<鈴木教之 伊勢原市教育長>
<会場風景1>
<会場風景2>
<会場風景3>
<会場風景4>
<会場風景5>